【西国三十三所観音巡礼】第九番札所 興福寺 南円堂~スイーツ巡礼~
先日、西国三十三所第九番札所 興福寺 南円堂を参拝しました。
そして、参拝後はお楽しみのスイーツ巡礼です。
興福寺 南円堂参拝の記事はこちらです。
ippo-kokoroodayaka.hatenablog.com
スイーツ巡礼とは?
「スイーツ巡礼」とは、「西国三十三所草創1300年」のホームページで次のように書かれています。
巡礼の旅には甘いものが欠かせません。各札所の名物菓子は、時代ごとに巡礼者と触れ合いながら美味しく進化してきました。「スイーツ巡礼」はそんな菓子を食べ歩きながら、各札所を巡礼するユニークプラン。女性をはじめ、ファミリーやカップルでも楽しめる新しい巡礼の形です。
興福寺 南円堂のスイーツ巡礼
興福寺 南円堂のスイーツ巡礼のスイーツは2種類「もっとの」と「はなの松」です(2019年10月現在)。
どちらももちいどのセンター街に店舗を構える「御菓子司 萬々堂通則 」さんで購入できます。
・「もっとの」
「もっとの」という名前の由来は「餅飯殿(もちいどの)」という町名から名付けられたそうです。
和紙のような柔らかい紙に包まれ、竹?のようなもので留められていて、包み方がとても独創的です。
ひとつひとつ綺麗に大事に包まれているので、開けるのがもったいない気がしますが、包みを開けてみます。
中には2切れの餅菓子が入っています。
餅粉とキビ粉を練り、黄粉をまぶしてあるそうです。
いただいてみると、柔らかく風味も良く、あっという間にいただいてしまいました。
・はなの松
「 はなの松」は松の葉を象った卵ボーロです。
そのいわれとなった松が、興福寺の五重塔と東金堂の西に実際に植えられていたそうで、それは花の開く松として、南都の名木と言われていたそうです。
が、残念なことに昭和12年に枯れてしまい、今ではその姿を見ることはできません。
その名木を偲んで作られたのが「 はなの松」なのです。
その花開く松は、弘法大師のお手植えと伝わっているそうです。
写真の「はなの松」は表側と裏側を撮影しています。
卵ボーロと言っても、柔らかめの卵ボーロではなく、しっかりと噛み応えのある香ばしいボーロで、とても美味しくいただきました。
お菓子の外箱や包装紙の意匠も独創的で、とても素敵でした。
御菓子司 萬々堂通則
定休日:木曜不定休
*興福寺 南円堂から徒歩3分程度です。