法多山尊永寺~名物厄除団子、功徳日は限定「茶だんご」が販売されます~
7月10日は法多山尊永寺(静岡県袋井市)の「万灯祭」でした。
この日に観音様にお参りすれば、46000日お参りしたのと同じご利益がいただける特別な功徳日です。
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法多山名物「厄除団子」
地元の方は「尊永寺」ではなく、「はったさん」と呼ぶのですが、その「はったさん」の名物が「厄除団子」です。
家族、親戚、ご近所さん、職場などへお土産に持っていくと、「厄除けになる」と、とても喜ばれます。
そのため、お一人で3箱、5箱買っている方もたくさんいるくらい有名なお団子なのです。
普段の日は、お団子は白色ですが、月に一度ある観音様のご縁日(功徳日)には、「茶だんご」が販売されます。
もちろん7月10日も「茶だんご」の販売日となっていて、通常のお団子と共に買わせていただきました。
写真右が通常バージョン、左が「茶だんご」です。
パッケージの「厄除法多山」と「みやげ」のあいだに書いてある赤文字は、旧字体で「だんご」と書いてあるそうです。
その下には安藤広重の「東海道五十三次」の「袋井」が描かれていて、パッケージを見るだけでも楽しめます。
箱をオープンすると、5本が1つになったお団子が6つ入っています。(6つ入りで600円)
5本のお団子で1つですが、これは「頭・首・胴体・手・脚」を表しているそうです。
「茶だんご」には、袋井産のお茶が練りこまれています。
こんな風に1本1本分けていただきます。
5本は多いかな、と思いますが、1本が小さめなので、ペロッといただけます(笑)。
チケット売り場(通常の白色のお団子は券売機)でチケットを買い、引換所で厄除団子を受け取る、というシステムですが、限定の「茶だんご」は昼間の分は売り切れたのか、夕方の販売は17時からとなっていました。
その頃には「茶だんご」のチケット売り場には長蛇の列でしたが、意外と列は早く進み、無事ゲットできました。
ちなみに、通常の白色のお団子は並ばずに買うことができます。
交換所に行くと、お団子が山積みになっていて、凄い状況でした(笑)。
夜でも売り切れにならず、買えるのではないかと、この時点では思いましたが、18時30分頃には、警備員の方が「売り切れになることもあります」というようなことをマイクで言っていて、実際、交換所のお団子もかなり減っていたので、その人気に驚くばかりです。
「はったさん」に来たら、これを買わなくては! となるのです(笑)。
境内には「だんご茶屋」もあり、こちらでは厄除団子2つとお茶がついて、200円でいただくことができます。
テラス席もあるので、こちらでいただくのも良いですよ。