神社での参拝作法について思うこと~外国の団体御一行様のお話~
今日も暑い一日でした。
まだ夏用の服を出していないのに、こんな暑さになってしまい慌てて夏用の服を引っ張り出しました(笑)。
夜も冷房 がないと眠れないくらい暑いので、タイマーを1、2時間セットして寝ています。
5月に冷房を入れたのは人生初です(笑)。
そして、熱中症に要注意です。
この時期はやはりスポーツドリンクは必需品です。
日曜日に断捨離に励み、汗をかいたのでスポーツドリンクをゴクゴク飲んだら美味しかった!飲んだ後は体が楽になりました。
前置きが長くなりましたが、話は変わり・・・
ある日にある神社へ参拝に行った時の話です。
最寄りの駅から神社へ向かう途中、アジア系の団体さんと一緒になってしまいました。
その神社は、鳥居をくぐると数十メートルの参道が続き、その参道の横にバスが駐車できるくらい広い駐車場になっています。
鳥居のところまで来た時、団体さんも鳥居をくぐるのかと思いきや、鳥居はくぐらず横の駐車場を通ったのですよね。
宗教が違うからくぐらないのかな?と、その時はそれくらいしか思わなかったのです。
参道を過ぎると手水舎があり、先ほどの団体さんの一人と思われる男性が、手水舎へ近づいてきました。
そして、柄杓を手に持つと、流れているお水ではなく溜まっているお水を汲み、なんと柄杓から直接口をつけてお水を飲んだのです。
少し遅れて同じ団体さんと思われる、もう一人の男性が来られたのですが、この方も同じように柄杓から直接口をつけてお水を飲んでいました。
手水舎の意味を知らないのでしょうね。
唖然とする私(笑)。注意した方が良いのか、どうか?
その方たちは、お水を美味しそうに飲んだ後は、神社の中へ入ってしまい何もできなかったのですが、「こういう場合はどうしたら良いのだろうか?後から柄杓を使う人は嫌だろうな」と、暫し悩んでしまいました。
悩みつつ、私も神社の中へ入り参拝させていただいたのですが、そこでも「え?」と思うシーンがありました。
神社の門から先は、撮影禁止だったのですが、その団体さんの中の一人はカメラでお社を撮影していたのです。
ガイドさん(同じ国の方と思われます)がいらして説明をしていたのだけど注意はしていませんでした。参拝の作法や禁止事項などは説明しないのですね。
幾度となく不快なシーンを目にしてしまい、純粋な気持ちで参拝したかったのに、なんだか嫌な気持ちで参拝することになってしまいました。
外国の団体さんが鳥居をくぐらなかったのも、鳥居のことを知らなかったのかもしれません。
信仰している宗教ではない外国の方からしたら、そんなものなのでしょう。
私も外国へ行って教会などの宗教施設へ行ったら、きちんとマナーがわかっているかといったら自信がないですし・・・。
せっかくガイドさんと共に来ているのだから、鳥居や手水舎のことも含めて神社のことをきちんと知っていた方がはるばる遠くから来た甲斐があるのではないかな、と思うのですが・・・。
ところで、ふと手水舎の柄杓って毎日洗ったりしているのかなと疑問がわきました。
いつも当たり前のように柄杓を使わせていただいていますが、洗う洗わないは別にして、きちんと管理していただいていることは有難いことだと思います。
外国の団体さんのおかげで、柄杓の有難さに気付くことができました。
神社を出てから思ったのですが、授与所にいらした神職さんに今回の事をそっと話しておけば良かったのかな、と思いました。(神社を出てから思いつくなんて・・・(笑))
↓ 注:今回の神社の手水舎ではありません。