LIFE LOG(小さな幸せ気分)

小さな幸せ気分

~心穏やかな毎日とシンプル、丁寧な日常の風景~

2019年京都 vol.2 ~城南宮 しだれ梅と椿まつり~

 

こんにちは。

 

今回の旅では、今まさに見頃を迎えている京都のを堪能することも楽しみの一つでした。

今でこそ「お花見」といえば”桜”ですが、昔は”梅”のことだったといいます。

 

まずは、伏見区にある城南宮を訪れました。

2月18日から3月22まで「しだれ梅と椿まつり」が開催され、見頃となった神苑の梅・椿と共に、巫女さんによる「梅が枝神楽」が行われます。

 

城南宮

 

「梅が枝神楽」は、平日10:00~、土日祝日10:00~と15:00~ 行われます。

ご本殿や摂社・末社をお参りすると、ちょうどお神楽が始まる時間となり、拝見することができました。

 

お神楽は、本殿向って右側の「神楽殿」というところで行われ、誰でも無料で拝観できます。

参拝者は神楽殿の前で見るのですが、時間にすると3分程でした(神職さんの説明を入れると5~6分位?)。

そのまますぐに、「梅の花守り」の授与が始まります。

先に「梅の花守り」の授与を申し込んでおくと、最前列でお神楽が見られるようです。

 

雅な音楽が流れ始め、お神楽が始まります。

しずしずと巫女さんが登場。冠にも梅の枝があります。

 

城南宮

 


 

梅の枝と神楽鈴を手に、雅やかに神楽が舞われます。美しかったです。

 

そのあと、「梅の花守り」の特別授与へと移っていきます。

初穂料1,000円を納めると、神社のわげさ(というのでしょうか?)を首にかけてくれますので、並んで順番を待ちます。

    城南宮

 

順番がやってくると、「梅の花守り」が渡され、一人ずつ巫女さんの前へ進み出て、神楽鈴をシャラシャラシャラ・・・と鳴らしてお祓いをしていただけます。

 

 

この後、神苑に入り、梅と椿のお花見に行きました。こちらは入苑料600円を納めます。

 

入ってすぐのエリアは椿。一口に椿といっても、たくさんの種類があるのですね。

3月から4月にかけて咲く椿もあるようで、まだ蕾の椿もたくさんありました。

城南宮

蝦夷錦(えぞにしき)

 

城南宮

薮椿(やぶつばき)

 

次のエリアは、いよいよ満開の梅が咲き誇る「春の山」です。

城南宮

城南宮

城南宮

 

私の下手な写真では、すごさが伝わらないのが残念ですが、見事なしだれ梅でした。

みなさん、激写、激写、激写・・・!!(笑)

私も激写、激写、激写!!(笑)

 

梅のお花って、かれんで可愛らしいですね。大好きなお花です。

城南宮



梅を堪能した後は、再び椿のエリアとなります。

 

散った椿が、こんなにも趣のある、素敵なものだとは知りませんでした。

城南宮

城南宮

 

城南宮

「わびさび」の世界を感じます。

 

 

楽殿の裏になるようですが、こちらにも見事な紅梅と白梅。

城南宮



そして、平安の庭へと続きます。
ここは、ニュースでもたびたび取り上げられる「曲水の宴」が行われるお庭です。

城南宮

城南宮

 

ここで一旦、神苑を出ますが、道路を挟んですぐお向かいにあるお庭へと神苑は続きます。こちらには「室町の庭」「城南離宮の庭」「桃山の庭」とお茶席「楽水軒」があります。

 

「室町の庭」です。

城南宮

 

池には見事な鯉

城南宮



お茶席「楽水軒」でお抹茶とお菓子をいただきました。

入口の受付でチケットが買えたようですが、チケットがなくても、こちらで志納金300円以上を納めれば良いようです。ただし、住所(番地までは書かなくてよい)と氏名の記入を求められます。

城南宮


「室町の庭」「城南離宮の庭」と続きます。

城南宮

「城南離宮の庭」


見どころ満載の「しだれ梅と椿まつり」でした。

 

限定販売の名物「椿餅」を買いました。松甫堂(しょうふどう)さんのもので、「つばきもちい」と読むようです。

2個入で540円でした。

城南宮

 

城南宮



とても良い時間を過ごすことができました。

巫女さんから直接お祓いをしていただけることは滅多にないことだと思うのですが、こちらで貴重なお祓いをしていただけて嬉しかったです。

 

☆ 長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。