花びら餅をいただきました
今日のこちらの地域は、昨日に比べ風もなく、晴天で穏やかな一日を送ることができました。
三が日もすぎ、いよいよ明日から仕事始めの方も多いですね。
さて、
お正月のお祝いのお菓子「花びら餅」をいただきました。
とても華やかな、かわいらしいお菓子ですが、実はこちらの地域では、ほとんど見かけません。知っている人もわずかではないかと思います。
最近は少しずつ和菓子屋さんで見かけるようになったくらいでしょうか・・・。
それもそのはず、「花びら餅」は平安時代の新年の宮中行事からきているそうです。
「歯固めの儀式」を簡略化したもので、宮中のおせち料理の一つだったといいます。
なので、京都ではお正月のお菓子として有名で、よく食べられているのですね。
花びら餅は、半円形のお餅の中に、甘く煮たごぼうと白味噌餡が包まれています。
菱葩餅(ひしはなびらもち)とも言われる花びら餅ですが、wikipediaによりますと、
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになった。さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなった。
ということです。
お正月からお行儀が悪いですが、中をちょっと拝見・・・。
上側のお餅の中に薄いピンク色のお餅が透けているのがお正月らしいです。
1月10日前後から行われる裏千家の初釜に使用されるお菓子でもあるそうです。そのためか、お味は少し濃いめのような気がしました。
花びら餅をいただいて、一気に、お正月らしく華やかなお祝いムードが高まりました。