東海一の荒祭り 日本武尊をお祀りする焼津神社(静岡県焼津市)参拝
こんにちは。
ご創建は、反正天皇4年(409年)と伝えられています。西暦409年といえば、今からほぼ1,610年前になります。
相殿神は吉備武彦命(きびたけひこのみこと)・大伴武日連命(おおとものたけひのむらじのみこと)・七束脛命(ななつかはぎのみこと)です。
毎年8月12,13日には、東海一といわれる荒祭りが行われます。
鳥居の前で一礼して、境内へ入らせていただきます。
参道を進みます。
見えないものがみえるとか、そういう力は全くない私ですが、境内に入って、なにか空気が変わったのがわかりました。とても良い気(というのでしょうか?)が流れているようでした。
途中に日本武尊像があります。
拝殿と幣殿です。後ろに本殿が続いています。
こちらで、お参りさせていただきました。
すると、御祈祷が始まりました。参拝者も多くない日でしたので、御祈祷も多くなかった日だと思います。それなのに、タイミングよく御祈祷が始まったのは、神様が歓迎してくださったということなのでしょうか。
本殿は、流造(ながれづくり)と呼ばれる様式で、現在の本殿は慶長8年(1603年)に徳川家康によって建てられています。
下の写真では、一番右に見える建物が本殿です。
切り株がいくつか見えますが、知人によりますと、以前はここは梅の木(?)があったそうです。
そういえば、境内のあちこちが工事中でした。
摂社も別の場所に移され、工事現場で見かけるコーンに囲まれていました。
ホームページで調べてみると、「天皇陛下御在位三十年・御代替」の奉祝事業として、社務所改築のお知らせがありました。
このあたりに新しい社務所ができるらしいです。
どのように変わるのか、楽しみでもありますが、そのままの焼津神社も残してほしい気もします。
拝殿を左に行くと、御神木があります。
拝殿に向かって左には、焼津天満宮があります。
お社の右に牛さんの像があるのですが、お参りさせていただいている間中、ジロッとみられているような気がしました。「お前は誰だ?何しに来たのだ?」と言われているような・・・。まあ、気のせいでしょうが。
「私は敵ではありませんよ~。お参りさせてください~。」と心の中で伝えました(笑)。
時期的にも「祈合格」があり、いろいろな願い事が書かれていました。絵馬も奉納されていました。
お社の左の石碑は、菅原道真公の有名な歌
「東風(こち)ふかば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」
が刻まれています。
天満宮があるからでしょうか。焼津天満宮の後ろには小規模ながら梅園があります。
こちらも半分が工事中でしたが、きれいに咲いている梅もありました。
最後におみくじをひかせていただきました。おみくじは2種類あり、どちらにも縁起物が一つずつ入っています。
「幸福おみくじ」をひかせていただきました。
今の私にぴったりのことが書かれていました。
ビックリ!なおみくじでした。神様は全てお見通しでございます。
縁起物は「かえる」でした。「旅行外出先から無事かえる」そうです。
旅行、行こうかな(笑)。
「かえる」の裏側には「無事」の文字です。
参拝のご縁をいただきましたこと感謝します。
次は8月の荒祭りの時に来られたら嬉しいです。
*最後までお読みいただきありがとうございます。