富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)参拝(1)~木花之佐久夜毘売命をお祀りする駿河国一之宮
こんにちは。
本当は別の日に行く予定だったのだけど、お天気も良かったし、富士山のパワーをいた
だきたくなり、「そうだ、やっぱり今日、富士の浅間大社へ行こう」と、のんびりと電
車で行ってきました。
ニ之鳥居です。一之鳥居は、境内から少し離れた場所にあるようです。
富士山本宮浅間大社は、駿河国一之宮で、全国に約1300社ある浅間神社の総本宮です。
☆memo☆
静岡市にある「静岡浅間神社」は、こちらの浅間大社の勧請を受けて創建されました。なので、「静岡浅間神社」は、「新宮」と呼ばれます。
起源は、垂仁天皇3年。
ピンときませんが、なんと、紀元前27年です!!
「山足の地」に祀られますが、これは特定の場所ではなく、富士山麓の適所を選んで祀られました。
特定の場所に祀られるようになったのは、「山宮」という所ですが、この「山宮」は社殿が無く古木・磐境を通して富士山を直接お祀りする神社でした。
そして、大同元年(806年)、坂上田村麻呂が平城天皇の命により、現在の地に社殿を造営しました。
主祭神は、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)、
別称を「浅間大神 (あさまのおおかみ)」といいます。
配神は、木花之佐久夜毘売命の夫である、瓊々杵尊(ににぎのみこと)と
木花之佐久夜毘売命の父である、大山祇神(おおやまづみのかみ)です。
現在の社殿は、徳川家康により造営されましたが(1604年)、大地震により倒壊したものもあり、現存するのは本殿・幣殿・拝殿・楼門のみです。
入母屋造の楼門です。
楼門手前にあるのは、鉾立石です。
楼門の左右の絵馬(?)には、天皇皇后両陛下の御歌
楼門をくぐると、正面に拝殿があります。
こちらでお参りさせていただきました。
ちょうど、御祈祷が始まり、神様が歓迎してくださっているかのようで、さらにさらに感激のお参りでした。
注連縄の上には立派な竜さんと邪鬼さん?のような方がいました。
邪鬼さん?のような方がかわいかったので、アップで・・・
本殿は、二重の楼閣造で、国の重要文化財です。
1階の宝殿造りの社殿の上に、2階部分の流れ造りの社殿が乗るという珍しい2階建ての形式で「浅間造り」といいます。
拝殿に向かって左に御祈祷受付や授与所があり、右には御朱印受付があります。
おみくじは3種類ありました。何となく、神社の名前が入ったこちらのおみくじをいただきました。
謙虚に慎みを持って過ごしなさい、というようなお言葉をいただきました。(#^^#)
はい、謙虚にします(笑)。
お守りは、こちらをいただきました。八方除けのお守りです。
なんと、今年、八方塞がり の年なのです。(>_<)
この後、境内をぶらぶらしていたのですが、拝殿で行われている御祈祷で浦安の舞を奉納された方がいらしたようで、遠くからでしたが少し見ることができました。
生で浦安の舞を見たのは初めてかもしれません。
他にも、近々結婚式を挙げるカップルなのでしょうか。和装の花嫁花婿さんがお写真を撮影されていました。
神様からのご縁をいただいたように思えて嬉しくなりました。
この後、特別天然記念物の湧玉池に行きました。
次の記事に続きます。